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台湾での不妊治療・生殖補助医療

アジアで法整備が進む台湾。現行制度と、いま審議されている大きな改正の動きを整理します。(2026年7月確認)

主な対象現行は不妊のご夫婦(法律婚)のみ
ドナー精子・卵子提供○ ご夫婦対象。ドナーは匿名
ソロ女性・女性カップル審議中 — 対象拡大の改正案が立法院で審議中
代理出産× 改正案でも対象外(切り離して議論)
法制度人工生殖法(2007)。2025年12月に改正案が閣議決定

制度のいま

台湾の人工生殖法(2007年)は、生殖補助医療の対象を不妊のご夫婦(法律婚)に限定しています。精子・卵子の提供は制度化されており、ドナーは匿名です。

大きな改正の動き

2025年12月、行政院(内閣に相当)は対象を「18歳以上の未婚女性」と「女性同士の同性婚配偶者」に広げる改正案を閣議決定しました。女性の生殖に関する自己決定権の尊重を理念に掲げ、生まれた子どもは嫡出子とみなすと定めています。一方、議論のあった代理出産は社会的合意が足りないとして今回の改正から切り離されました。改正案は2026年1月に立法院の委員会で逐条審査が始まりましたが、代理出産の扱いなど論点が多く審査は継続中で、成立時期は未定です(2026年7月確認時点)。

費用の目安

体外受精(標準・1回)20〜22万台湾ドルが目安(薬剤・採卵・培養・移植・凍結までを含む例)。円換算で約95〜105万円
注意点台湾の公的補助(体外受精補助3.0)は台湾の住民が対象で、渡航治療には適用されない。ドナー精子を用いる場合の関連費用は別建て

治療費と渡航費のバランスがよく、アジアの有力候補です。金額は公開情報にもとづく目安で、医療機関・治療内容・為替により変動します(2026年7月確認)。総額の組み立て方は費用の考え方へ。卵子提供を検討している方は台湾の卵子提供の解説記事もあわせてご覧ください。

渡航・滞在メモ

飛行時間東京から約3〜4時間。直行便が多い
滞在の目安採卵周期は数日〜2週間程度(モニタリングの組み方による)
入国90日以内の短期滞在はビザ不要(最新の入国要件は渡航前にご確認を)

ミライライフの視点

改正が成立すれば、ソロ女性・女性カップルにとってアジアでの選択肢が大きく広がる可能性があります。審議の行方は当サイトでも追いかけて更新します。現時点で検討できる道筋については、個別の状況をうかがったうえでご案内します。

参考:行政院発表・中央社・Taipei Times報道ほか(2026年7月確認)。審議状況により内容は変わります。

台湾という選択肢、気になったら。

最新の審議状況もふまえて、検討できる道筋を一緒に整理します。